日本学校の防災教育について―中国学校への示唆を兼ねて_日语论文

要旨

近年、自然災害が頻繁に発生し、わが国に甚大な損失をもたらし、社会の安定を直接的に脅かしている。特に2018年の512地震では、人的損害のみならず、経済方面の損失も深刻であった。さらに重要なことは、512地震で、わが国の防災教育に多くの問題点が暴露されていた。中国における学校の防災教育に関する研究が遅れており、これまでに整備された防災教育システムが形成されていない。防災意識の面でも防災スキルの面でも非常に遅れている。

同様に、中国の隣国である日本も災害が多発している国である。しかし、日本では20世紀中葉から学校の防災教育に深い研究が行われ、多くの優れた成果が得られた。更に、成熟した防災教育システムが形成されている。防災意識面の教育から防災スキルのトレーニングまで、世界の他の国よりも優れている。2011年の東日本大震災では、死傷人数と被災状況から見ると、中国の512地震ほど大きくではなかった。　

本稿では、2008年の512大震災と2011年の東日本地震を中心に、両国の学校が強震で被災状況や教師生徒たちの災害対応を分析した。日本の学校が地震などの災害時の対応にどのように学生を組織して危険に冷静に脱出し、自ら救うかを研究し、その中から中国学校の防災教育の参考になる点を解明する。

キーワード：日本；中国；学校；防災教育

目次

1.はじめに 1

2.先行研究 1

2.1日本学者の研究 1

2.2中国学者の研究 1

3.東日本大地震から見る日本学校の防災教育 2

3.1日本の防災教育の背景 2

3.2東日本大地震から見る学校の防災教育 4

3.3岩手県釜石市立釜石東中学校の「奇跡」 5

4.中国の512大地震から見る中国防災教育の問題点 6

4.1中国の512大地震の状況 6

4.2中国防災教育の問題点 7

5.中国への示唆 8

5.1カリキュラムに防災教育の取り入れ 8

5.2教材および教育方法の改進 9

5.3教員の増加 9

5.4社会と家庭の協力の強化 9

6.終わりに 9

謝辞 11

参考文献 12