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文章字数: | 10204 字 (由Word统计) | 文章格式: | Doc.docx (Word) | 更新时间: | 2019-11-29 |
『鼻』と『羅生門』から見る芥川龍之介の利己主義への批判_日语论文
摘要
芥川龙之介是近代日本文学的代表作家之一,其早期作品多以对利己主义的批判为主题,《鼻》和《罗生门》就是其中最具代表性的两部名作。虽然对利己主义的批判是两部小说共同的主题,但《鼻》和《罗生门》却从不同角度描绘了两种不同内涵的利己主义,即“旁观者的利己主义”和“为生存的利己主义”。对于这两种利己主义,两部小说无论是在表现方式上,还是在具体内涵上都存在不同之处。但两部小说又都以利己主义为切入点,揭示了人性那善恶并存的复杂本性,并进一步批判了纵容这种利己主义的扭曲的社会。
本论文主要研究芥川龙之介对利己主义的批判,从人性的角度出发,结合时代背景和作家个人背景,对《鼻》中所展现的“旁观者的利己主义”和《罗生门》中所展现的“为生存的利己主义”进行关联性研究,探讨芥川龙之介对这两种不同内涵的利己主义的批判和反思。
关键词:《鼻》;《罗生门》;利己主义;批判
要旨
芥川龍之介は近代の日本文学を代表する作家の一人である。彼の多くの初期作品は利己主義への批判をモチーフにしている。『鼻』と『羅生門』はそれを代表する名作である。利己主義への批判はこの両作品の共通な主題であるが、それぞれ違った内面を持っていて、すなわち「傍観者の利己主義」と「生きるための利己主義」という違いである。その二種類の利己主義について、両作品の表し方に関しても、内包に関しても、随分異なっている。しかし、『鼻』も『羅生門』も利己主義への批判を切り口にして、人間性が善悪共存で複雑だという事実を掲げたうえに、利己主義を放任した社会風潮も批判するのである。
本論文では、芥川龍之介の利己主義への批判に重点を置いて研究し、人間性に着眼し、時代の背景と作家の個人的背景を結び付けて、『鼻』における「傍観者の利己主義」と『羅生門』における「生きるための利己主義」との関連性を論じた。さらに、芥川龍之介がこの異なった二種類の利己主義に対する批判と反省を探究してみたのである。
キーワード:『鼻』;『羅生門』;利己主義;批判
目次
1.はじめに 1
2.『鼻』と『羅生門』の創作背景 1
3.『鼻』における「傍観者の利己主義」への批判 3
4.『羅生門』における「生きるための利己主義」への批判 4
5. その二種類の利己主義の比較 6
5.1共通点 6
5.2相違点 7
6.終わりに 9
謝辞 11
参考文献 12