国際交流基金の日本語教育事業に関する一考察—2008年から2017年までの年報を中心に_日语论文

要旨

現代世界では、多くの国が自国語の世界普及に力を入れている。日本では、海外における日本語教育を担当する行政法人は主に国際交流基金である。本稿では、国際交流基金を対象に、国際交流基金の年報を分析してその海外日本語教育事業について考察を試みた。

本稿は三つの部分から構成される。第一章では世界各国の言語教育事業と国際交流基金を紹介し、国際交流基金の文化交流活動における一つの重要な分野——日本語教育事業を重点として提出した。第二章では国際交流基金の2008年から2017年までの年報に基づいて、その日本語教育事業の規模、地位と主な事務内容を考察した。第三章では日本語教育事業の特徴をまとめて、中国への啓発を述べた。

考察によると、国際交流基金の日本語教育事業について、以下のような特徴があることが分かった。(1)規模が大きく、範囲が広いこと；(2)方法が多様であること；（3)各支部の分業は明らかであること；(4)地域によって、文化的要素と密接に結ぶこと。

キーワード：国際交流基金、日本語教育事業、特徴、啓発

目次

要旨 I

摘要 II

はじめに 1

第一章 世界各国の言語教育事業と国際交流基金 1

1.1世界各国の言語教育事業の現状 1

1.2国際交流基金について 2

第二章 年報から見る国際交流基金の日本語教育事業 4

2.1日本語教育事業の規模と地位 4

2.2日本語教育事業の主な事務内容 6

第三章 日本語教育事業の特徴及び中国への啓発 9

3.1日本語教育事業の特徴 9

3.2中国への啓発 10

終わりに 11

参考文献 12

謝辞 13