明治日本における女子高等教育に関する一考察―津田梅子と英学塾を例にして_日语论文

要旨

明治日本における女子教育の発展は女性自身の知識レベルを高めるだけではなくて、その上国民の全体の素質を高めて、近代における日本社会の発展を推進したのである。教育は教育者を離れられないように、明治期の女子教育の発展は女子教育家と彼女たちの女子学校を離れられなかったのである。本文は主に津田梅子と英学塾を例にして、津田梅子は日本近代最初の官費女子留学生で、10 年という長い年月でアメリカで過ごし、アメリカで教育を受け、立派な女性と成長してきた。10 年ぶり日本に帰った梅子は、後進な日本に対して、様々な障害にぶつかった。その中で、梅子がいちばん驚いたのは日本の女性の低い地位と自主的な意識の不足であった。

女性の地位向上及び自主的な意識のため、梅子は日本最初の女子高等学校――女子英学塾を創立し、英語・英文学を通じて女子の視野を広め、欧米の思想を理解し、見識を養い、新しい時代にふさわしい女性、頭脳と性格の力を備え、自ら考えることができる女性を育てることを目指していた。長年アメリカで生活してきた梅子は少人数に基づく「真」の教育を提唱し、学生と教師の勉強上の熱意と精神を重視し、なるべく「オールラウンド」の女性の育成に力を尽くした。梅子の創立した女子英学塾が日本近代女子高等教育の幕を開き、日本女子教育史では重大な意義を持っていた。そして、彼女の教育理念が現代においても学ぶ価値がある。

キーワード：明治日本　女子教育　津田梅子

目次 

はじめに 1

研究のきっかけ 1

先行研究 2

研究方法と構成 2

第一章　明治初期の女子高等教育の背景 3

1.1明治以前の女子教育 3

1.2文明開化の風潮と学制頒布 3

1.3良妻賢母思想 4

第二章　女子高等教育発展について 6

2.1日本における高等教育のきっかけ 6

2.2女子高等教育の歩み―女子専門学校 6

2.3女子高等教育振興の不平衡性 7

第三章　津田梅子の教育思想 8

3.1津田梅子——幕藩時代の女性から近代女性への転身 8

3.2女子英学塾を創立した目的および教育方針 10

第四章　英学塾の特色教育と発展 11

4.1特色教育 11

4.2未来へ向けて 13

4.3津田梅子の教育理念についての考え 14

おわりに 15

参考文献 16

謝辞 17