夏目漱石の「個人主義」について―『こころ』の創作思想を中心に[日语论文]

摘要

本论文依据文学风格论的基本内涵及其形成理论，结合夏目漱石的个人生活经历，研究和探讨贯穿其一生文学活动的创作思想的表现特点和其本质特征。

作为近代日本最初的职业小说家, 夏目漱石虽然步入文坛较晚, 但对日本文学发展做出了巨大的贡献。他促进了日本小说艺术的成长, 并且寄予了小说理性的基础。《心》这部作品在夏目漱石的作品中占有极其重要的地位, 它集中体现了夏目漱石对“个人主义”思想的认识。

日本的“个人主义”起源于明治维新时代，由于近代化的变革及社会的重大变化导致人际关系的不稳定和复杂化，“个人主义”也伴随着日本资本主义的发展而不断发展。夏目漱石在其作品中紧扣时代脉搏，展示了其独特的“个人主义”观念。本论文以《心》为研究对象，通过不同角度的解读与分析，以夏目漱石的创作思想为中心，旨在探究日本近代文学中所包含的独特的“个人主义”。

关键词:  夏目漱石；《心》；个人主义； 

主旨

本論文は文学風格の基本内包及び形成理論を踏まえ、夏目漱石の生い立ちがその一生を貫く文学活動における創作思想の形成にどういう影響を与えたのかを考察することによって、作家の創作思想の根本的特徴や性格を究明するものである。

近代日本における最初の職業小説家として、夏目漱石は文壇に遅ればせに入っても、日本文学の発展に大きな貢献をした。彼は日本の小説の芸術的成長を促進し、小説の理性的基礎を確立していた。『こころ』は夏目漱石の作品では極めて重要な地位を占めているし、『こころ』は夏目漱石が「個人主義」思想への認識を現している。

日本の「個人主義」は明治維新の時代から始まって、近代化の変革と社会の重大変化のため、人間関係が不安定ないし複雑化になって、日本の資本主義の発展に伴って、発展しつつある。夏目漱石は自分の作品の中で、時代の息吹を捉えて、その独特な「個人主義」を見せた。本論文は『こころ』という夏目漱石の作品を視座にして、違う角度からの解読と分析を通して、夏目漱石の創作思想を中心に日本近代文学における「個人主義」の独特さを探求するものとして試みた。

キーワード:  夏目漱石；『こころ』；個人主義