「スワロウテイル」と「ラブレター」から岩井俊二性格の二面性を分析する[日语论文]

要  旨

20世紀の90年代、日本で起こした「日本の新しい映画運動」の中には、日本の新しい映画運動の旗手、岩井俊二はその精緻と殘酷の極端な映像スタイルと繊細な感情表現が、日本とアジアの映画界に陣取った。岩井俊二の映画には、美しい純愛世界を追求することもあり、夢に殘酷な現実もあり、その映画に表現した極端の両面性が、一定の程度で作者本人の性格の両面性が反映された。したがって、本文は色、言語、人物像など多数の角度から「スワロウテイル」と「ラブレター」の極端な相違点をつかみ、作者本人の性格特徴を探し、研究現状の穴を一定的な手がかりと参考を提供する。

まず、本論文は「スワロウテイル」、「ラブレター」二つの作品の両面性を分析して、作者本人の伝記と人生経験を結び、作者岩井俊二の両面性性格及び形成の原因を分析することを目的としている。本文第二章は言語、色彩、バラード、レンズ、主人公の性格特徴などの方面から二つの映画を比較して、その映画の二面性を考察する。この二つの作品は岩井俊二にとって極端な作品であり、一部が清新で美しい、一部が残酷で、強烈なコントラストがある部分が結論に根拠を提供する。本文の第三章は以上からの映画の二面性に基き、再びに作者岩井俊二個人の経験と伝記を結び、作者本人性格の二面性を探る。第四章で結論を出して、岩井俊二の両面性性格を総括し、経済、社会、家庭などの角度から二面性形成の原因を分析する。

キーワード：日本映画  岩井俊二  「スワロウテイル」  「ラブレター」  性格の二面性