从《方丈记》看日本人的无常观[日语论文]『方丈記』から見る日本人の無常観
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『方丈記』から見る日本人の無常観[日语论文]

要旨

本稿の重心は主に『方丈記』に含まれる無常観である。それによって、日本人の無常観を研究した。周知のように、『方丈記』は『枕草子』『徒然草』と並んで、日本古代の三大の随筆文学として、これまで独特の魅力で読者に愛されてきた。世の中には常態がなく、刻々と変化が起きているが、こういう無常に対する思考は無常観の体現である。日本人は常に、物事の変化の消滅的な方向に注目しよく、無常観の消極的な傾向を帯びてきた。そして、その原因は理論的な面もあり、実際の体験の面もある。同時に、その発展は宗教に欠かせない関係がある。

本文は六部分に分けて、まず序文で、本稿の研究目的と意義、研究方法、および先行研究に対する総括を明確にした。第二の部分は長明の生い立ちをまとめた以外で、『方丈記』の背景を紹介した。第三の部分は自然災害や家族生活からの無常体験を重点的に考察し、その無常体験が鴨長明の人生観と価値観の影響をまとめた。第四の部分は無常観が宗教との発展の関係を分析し、日本人の憂患の意識と死生観などに与えられた影響を考察した。最後の第五の部分は、主に無常観が日本人の美意識に影響を与えたことを論じてから、日本人の無常観に関する今後の課題を推測した。

キーワード:無常観 『方丈記』 鴨長明  美意識

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