日本の御霊信仰をめぐる一考察[日语论文]

摘要

纵观日本社会发展历程，日本人的信仰比较复杂，其中本土的信仰为万物有灵论，即一切事物中都存在着灵魂或神灵。一般说来，日本人深信非业而死的冤魂会化为怨灵，展开复仇行动，从而招致天灾或是疫病。受宗教影响，为怨灵建筑庙宇、献上祭品，甚至将怨灵神格化的祭祀行为被认为是平息怨气，化解灾难的有效手段。

随着日本社会发展，御灵信仰结合政治性，愈加深入人心，逐步成为全国性质的民众信仰。并且和祖灵信仰一起，被称为日本信仰的基础，至今仍具有较大的影响力，与日本社会现象、日本人的生活息息相关。

关键词：怨灵；御灵；御灵信仰 

要旨

日本社会の発展から遡ると、日本人の信仰はかなり複雑である。その中に、「御霊信仰」とは、特定の個人の霊が個人または社会に崇り、災禍をもたらすと見られ、宗教の影響で、いろいろな行動をしてその霊を鎮め、神として祀れば、かえって鎮護の神になり、守ってくれるものになると言えるのである。

時間の経つにつれて、御霊信仰は政治と結び、民衆的な信仰になっている。そこで、その影響もより大きくなるのであろう。現代にも、何処にでもある神社、各地の伝統的な祭祀などはその影響として残されているものであると言えるだろう。あるいは、御霊信仰は、大和民族の思想文化や信仰伝承の一つであろう。

御霊信仰は、奈良時代から平安初期に広まり、祖霊信仰と共に、現在に至るまで、日本人の信仰の基礎をなすものとも言われている。

キーワード：怨霊；御霊；御霊信仰