日本の若者言葉の一考察―その特徴と形成原因を中心に_日语论文+开题报告+文献综述

要旨

日本の若者言葉は若者の間で広く使用されている言葉である。それは現代日本語の中で変化しつつある部分である。若者言葉は標準日本語の規範に背くので、標準語に激しいショックを与えたと同時に、様々な批判を受けている。日本語の学習者にとって、若者言葉をよく身につけることは大切である。本稿は先行研究を踏まえ、最近よく使われる若者用語や連続ドラマのシナリオに出てきた若者言葉をとりあげながら、造語法により若者言葉を分類して、その特徴をまとめた。さらに、その形成原因を検討した。

その中で、短縮語が多量存在しているのは日本の若者言葉の中でもっとも目立った特徴である。その形成原因を社会背景、歴史原因、国民性格、若者心理から考察してみたい。また、現代日本語への影響と我々日本語学習者としてどのように日本語の若者言葉を扱うべきかも検討した。若者言葉を理解することは日本語と日本文化をよく深く理解するに役に立つと思う。

キーワード：日本語　若者言葉　特徴　形成原因

目次

はじめに 1

1若者言葉の分類 1

1.1語形の変化 1

1.1.1省略 1

1.1.2派生語 2

1.1.3合成 3

1.1.4倒置 3

1.1.5「てるてる」語 3

1.1.6頭文字化 4

1.2語義の変化 4

1.2.1語の転義と拡大 4

1.2.2ウイットに富む語 4

1.3発音の変化 4

1.3.1アクセントの変形 4

1.3.2音便 4

1.4文法の変化 5

1.4.1「ら抜き」言葉 5

1.4.2文法の意義の拡大 5

1.4.3ぼかし表現 5

2若者言葉の特徴 6

2.1若い仲間内の言葉 6

2.2多くの機能を持つ言葉 6

2.2.1娯楽機能 6

2.2.2会話促進機能 7

2.3省略が多い 7

2.4数多くの外来語の借用 7

2.5曖昧な表現 7

3若者言葉の形成原因 7

3.1社会要素 8

3.2歴史要素 8

3.3国民性格の要素 8

3.4若者心理の要素 8

3.4.1個性化の心理 8

3.4.2不自信の心理 9

3.4.3速さを求める心理 9

3.4.4娯楽の心理 9

3.4.5仲間意識を強める心理 9

3.4.6価値観の変化 9

4現代日本語への影響 10

終わりに 10

参考文献 13

謝辞 14