落語から見る下町の浮世の情け_日语论文

摘要

落语这一平民文化所展示的江户人情，带着一种积极乐观、俗世态度。他们也有哀愁苦闷，他们无一不是平庸之辈，从他们身上能感受到一个活着的“人”。而本文想写的就是这些“人”的人际观和伦理观。本文通过例举下町的人际交际的事例来分析江户社会的世俗人情、通过《芝浜》和《子別れ》中的夫妇情、亲情来研讨落语中的人情观，通过《厩火事》和《粗忽長屋》的邻里关系、人际交往来研讨落语中的伦理道德观、从而对江户的庶民文化有一定了解。落语的噺是以下町为舞台，以长屋住民们之间日常为题材的，其中传达无外乎是平民生活上的苦乐、欢笑――而这些小小的苦与乐已然构成了他们的人生。同时落语又是由演绎者，通过奥妙的语言及其高超的演绎手法来再现那些长屋住民们的生活。所谓“常演常新” ，在新的时代、这些演绎者通过自身对于落语的了解，更赋予了它新时代的生命。从而，落语实际上承担着传承的作用。

关键词：大阪落語　日本传统艺术 古典落語　人际关系　市井情怀 

要旨

落語は思わずぐっとくる“ヒューマニズム”に溢れている。嫌な人間関係に困った時、落語の知恵が活かせる。そこに描かれる人間像や人生観、人と人のやりとりする相互作用の間合いや倫理、道徳などにおいて、日本人と日本社会の精神性を色濃く内包している。落語の内容は、笑い、人情、倫理、哀愁、癒し、庶民生活の哀歓や知恵など多様な意味を包含している。本稿はその長屋の暮らしに着目し、それらの生活を描く落語から、人間観と倫理観に絞って考察した。古典落語の描く世界は、長屋の暮らし、吉原、旅、商人の勘定、怪談、地獄、絵空事、船遊びなどある。また、現代を描いたい新作落語もあり、ありとあらゆる世界が、一人の人間の語りから生まれる。世の中には様々な人間がいるが、落語では人とつながりをユーモアたっぶりに描く。嫌な人間関係に困った時に、落語世界の人情と落語に居心地のよさの考察により、落語の知恵がどのように活かせて、その落語的生き方で人生を過ごす。

キーワード：大阪落語 日本の伝統芸能　古典落語　人間観　倫理観

目次

はじめに 1

1．人生の醍醐味を落語で味わう――人間観 1

1.1芝浜――夫婦の情愛

1.2子別れ――親子の情愛

2．人間の業の肯定を前提とする一人芸――倫理観 4

2.1厩火事

2.2粗忽長屋――長屋の人情

おわりに 7

参考文献 9