1.课题研究意义及国内外研究现状
中国では一人っ子政策が実施されて以来、子供を溺愛する社会現象が深刻になりつつある。一方、隣国の日本では子供への家庭教育も低下する傾向があり、教育を人に委ねているという問題も抱えているようである。
日本も中国もお金さえ払えば、必要な物が何でも手に入る時代になっている。この時代では、子供への教育を無視してはならない。親の態度や価値観、家庭の教育方法などは子供を大きく影響するものとして、どうすればいいのかが、大問題である。それに、社会に通用する教育でないと、子供に悪いから、そこに如何に正しい教育をするのかが将来的に社会づくりにも大いに役立つものであると思われる。
家庭教育は本来、親が子に対して行う私的な教育であり、その内容や方法も多種多様な親の主体性にゆだねられている。しかも家庭教育は、子どもの基本的な生活習慣や能力、豊かな情操、他人に対する思いやりや善悪の判断などの倫理観、自立心、自制心、社会的なマナーなどを教育する責務を担っていくものである。
本稿は両国における家庭教育を比較することによって、今の家庭教育現状を把握し、そのうえに、子供への家庭教育改善を狙っているものである。
先行研究では、王智新の『現代中国の教育』というのがある。それは中国の教育について論じるもので、参考すべきである。なお、城丸章夫の『学校五日制ーなにが問題か』も何茜の『比較教育研究』もあるので、いずれも比較教育を論じるもので、参考する価値のある文献であると思われる。
2.课题研究的主要内容、预期目标和研究方案
まず、今の日本側と中国側の家庭教育の現状をそれぞれ紹介し、今両国の家庭教育が直面する問題を述べる。それから、三つの面から分析する。一つ目は、人や物事に接する態度を育てる面からである。日本の親は幼い子供に「人に迷惑をかけない」と言うことがよくある。それに対して、同じ場合、多くの中国の親は『うちは、親に頼り、そとは友達に頼り』と言うのである。二つ目は独立の能力を育てる面からである。日本の子供は年齢にかかわらず、一人で学校へ行ったり帰ったりする。中国では、おじいさんかおばあさんが孫を学校に連れて行ったり、迎えに行ったりするのが普通である。日本では、子供が結婚してから、親と一緒に住むことは少ないし、生まれた赤ちゃんを自分の親に面倒をみてもらうのも少ない。それは中国では、おかしく見られるのである。三つ目は、経済自立を育てる面からである。日本では、アルバイトは学生には当たり前のことであるとされるのに対して、中国では、子供がアルバイトをするのが大したものだと褒められる。といった内容から、両国の違いをみていく。
両国の違いは、社会背景によるところもあるし、教育の違いによるところも大きい。根本から言うと、やはり日本のほうがもっと教育そのものではないかと思われる。つまり、長所を取り入れて、自分の短所を補われるということで、きっと中国の教育にはいいと確信するので考察してみたい。