关于“气”的惯用语_日语论文开题报告
编 辑:日语论文网发布时间:2022-03-20

日本語の中で、もっともよく見られる単語は「気」というものであろう。「気」からなる語彙は何千の数があろう。「天気」、「空気」、「陽気」、「電気」、「磁気」などの自然現象や、「生気」、「元気」、「正気」「気力」などの心理現象や「雰囲気」などの語彙表現など、ぜんぶ「気」から生じたものだ。どうしてこんなに「気」に関する語彙が多いのか、その原因はなんだか、それは日本人の生活にどのような関係があるか。そのために、本研究に関する文献を調べた。関連文献は少ないながら、主に以下のものがある。

 崔瑜が書いた「试论日语中的“気”释义」という文章の中で、こういう見方がある。天体物理学、生理学、心理学から、若しくは、自然界や社会や思惟などの普遍的な規律を研究した哲学から見れば、具体的に「気」の形態をつかむことができない。諸学科で解釈できない謎々は、すべて「気」ということばで表れるようになっている。私たちは「気」という単語を綿密に定義することができないだけでなく、直観的に、この単語に対した感受も話そうにも話されない。「気」は心で悟ることができるだけで、ことばでは伝えられないという曖昧な概念になると思っている。作者はもう一つの論点を提出した。「気」という単語は二つの発音があって、「き」と「け」だ。哲学的な「き」が中国からきて、現象学的な「け」が日本に生じた。この見方はとても斬新だと思っている。

許静華が書いた「从描述心理的词汇看日本人的心理特征――对含“気”的惯用语的考察」という文章は「気」に関する慣用語の研究を通じて、「気」がどのように日本人の微妙、曖昧な気持ちと心理を迫真に表したについて論じた。そして、作者は日本人がしきりに「気」で自分の気持ちを表す理由を研究した。その理由が三つある。一つは、宋明理学の影響だ。江戸時代、宋明理学の「理気の説」が日本で広くて伝えられた。そこで、日本人が習うだけでなく、「気」が変わりやすくて理解しきれない「心」という表現と思われた。そして、一連の心理活動、心理状態を表すことばが現れた。二つ目は、日本で固有な美意識の影響だ。日本の文学理念を見ると、日本人が自然に対した感受性がとても鋭くて細やかだと思っている。そこで、その特有の審美意識によって、日本人が自分の感情を直接に表すのではなくて、外部のものをたよりに、余韻に富んだ表現方式で、自分の思いを表すことができるようになる。もう一つは、日本人の繊細で敏感な性格だ。日本語の中で、「後悔」、「憂鬱」、「憤怒」などのような漢語がいろいろあるけれども、そのような漢語の使用頻度がそんなに高くない。日本人にとって、感情を表す漢語が総合性と抽象性が高くて、自分の繊細な感情と微妙な心理を表現するのが難しいと思われる。

また、劉大慶が書いた「日语中的“気”」という文章の中で、こういう見方が申し出られた。現代日本語で、「気」が多く心理と精神方面で用いられる。そして、「気」が中国から伝えられたけれど、日本でもともとの意味に特有な意味が加わって、日本式の使用方法になってしまった。日本語に「気」は精神的な意味を表すのが大部分だ。この現象は日本人が相手の心理を推察するのが好きだという性格をよく反映したと思っている。

王健宜が書いた「“気”的文化思考」という文章の中で、『大辞泉』で「気」に関する解釈を研究して、日本人は生命、意識、心理活動などの状態や働きをおおまさかに「気」で表現するという見方がある。日本人は「人」に対しての基本的な認識、すなわち、人の生命、意識、心などの状態や働きがいつも「気」のように揺れ動いて定まらなくて、変わりやすくて、さらには把握できないほどになった。一方、日本語で、語彙学の視点から見れば、基礎語彙の多義性と汎義性、単語と単語が組み合わせた後で、現れた語彙に対する限定作用をおろそかにしてはならない。そのほか、日本人がなぜ、「気」に夢中になる原因については、二つの見方がある。まず、「気」のイメージは日本人の価値観と一致する。すなわち、自然的、客観的、消極的な事物と行為に承認する。その次、「気」は曖昧なことばで、変わりやすい特色が日本民族の「無常観」、「現世主義」と合致する。

最後に、銭愛琴が書いた『中日「気」の比較から見た文化差異』という文章は詳しく中日伝統文化の中の気を比較した。この文章を読んで、日本語の「気」の起源と発展にもっと深い認識があった。日本の気は気が天地万物すべての根源とみなされるような宇宙論は中国から吸収されたが、あまり展開されず、もっと人間にとって身近に感じ取れる感覚的なものとして捉えられてきた。また、中国の気が物質的側面を強調するのに対し、日本では気を「雰囲気」というような主観的な場の問題や、「気分」などというような心理状態、あるいは心身の状態を表す場合に使うことが多いようである。


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