1．刘笑明『日本国家概况』南開大学出版社、2005

刘笑明の『日本国家概况』は日本の地理、現代日本社会、日本の歴史の3 つの部分で構成されている。

内容は、地理、歴史、政治、文化、社会、経済、科学教育、工業、農業、企業経営、生活や風俗習慣などからなる。

2．新渡戸稲造『武士道』 北京理工大学出版社 2009 

「武士道は日本の国花である桜におとらず、日本の土に固有の花である。しかし武士道は、日本史の植物標本室に保存されている、古代の美徳の乾いた標本ではない。武士道は、今なお、私たちのあいだにあっては、力と美を備えた生きものである。」

本居は「武士道の感化」、「大和魂」に注目し、国学者本居宣長の歌「人と敷島大と心は、山朝日香る桜」を引用し、「大和魂は弱い栽培植物」だと指摘している。「自然な」という意味では野生の産物である。新渡戸の言った通り、「武士道はその表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花である」。桜は古くから日本の文学に多く取り入れられており、やはり日本を代表する花だなと思う。女性の美しさ男性の美しさ、即ち人間の美しさが桜の美と重なって作家の心を捕らえるからだろう。大和心は美である。

3．家永三郎：『日本文化史』 刘绩生（译） 商务印书馆 1992 

日本人の特有な島国の心理が日本人に花の美しさを楽しむことと他の国家に比べて、違う独特な点を持たせる。日本人の集団主義、独特な死生観、步士道精神をあがめ尊ぶこと、感傷的などの心理の特徴を有して、彼らを桜に対して夢中にする。しかし国民性は永遠に不変ではなく、時代の変化に従って、日本は世界各国の文化交流がますます頻繁になって、食と服から日常生活の方式までも絶えず変えっている。同時に、日本人の性格、心理と思考の方式もだんだん変化が発生している。将来、日本人は桜の大好きなことが変えるかもしれない。

4．戴智群：『日本人的樱花情结与国民性』

桜は日本の国花として、古代から今まで日本人の好意を寄せる。桜は日本民族の代表として、日本民族の性格の特徴を体現している。日本の国民性はほかの国家に比べて、たくさんの違いがある。深刻な集団意識、「生死を天に任す」と言う生死観、尚武精神及び美意識、哀から物哀と言う美の心理を抱いている。ある人は「桜は日本人で、日本人は桜である」と言った