日本文化中的曖昧性_日语论文开题报告
编 辑:日语论文网发布时间:2022-03-15

『菊と刀』   露丝·本尼迪克特

この文章はベネディクトの戦時中の調査研究をもとに1946年に出版された。ベネディクトは、フランツ·ボアズより教わった急進的な文化相対主義の概念を日本文化に適用すべき、恩や義理などといった日本文化『固有』の価値を分析した。『菊と刀』は日本文化の価値体系の独自性を強調する。しかし、懐疑する傾向も見られる。『菊の優美』と『刀の殺伐』のシニカルな二項対立を浮きえりにしている。ベネディクトは『日本人の矛盾した二面性』を象徴的に表現するために菊と刀というシンボルを選択したわけだが、『日本人は類例のないほど礼儀正しいが、同時に、この上なく不遜で尊大である』と言う風に日本人の二面性を文章化している。日本人によって最も重要なのは、自分がその行為を悪いと思うか否かではなく、社会生活を営む周囲の他者が『自分のことをどう評価しているか?自分のことを軽蔑したり批判していないか?』である。日本の恥の文化や集団主義の文化では、他人がどう評価するかによって自分の行動の是非を決められてしまう人が多く、日本人は恥辱を感じないで済むように世間体に強くは配慮しながら自分の身の処し方を決めるのである。

『地理环境与日本民族精神』  龚道贵

日本の領土は全て島から成っている。日本は島国であるとともに国土の約73%を山地が占める山国でもある。そのため日本の河川は流路延長に比し川床勾配が急で、大陸を流れる川と違い一気に流れ下る川が多い。しかも多雨地帯にある。日本の気候は、列島の中央を縦走する山岳地帯を境に太平洋に面している地域と日本海に面している地域とで大きく異なる。北海道と本州の高原地帯が亜寒帯、南方諸島の一部は熱帯、それ以外の地域は温帯に属しているが、南北で気温差が大きい。冬は、冷たい北西季節風が強く、日本海側は雪が多い。一方の太平洋側は、晴天に恵まれて空気の乾いた状態が続く。 気温の変化は次第に北上していき、冬から春、春から夏へと移り変わる。 長雨の時期である梅雨の後、晴れが多く高温多湿の夏を迎える。8月後半の残暑と入れ替わりに、秋雨と台風の季節を迎える。日本の資源が乏しい。日本の特殊的な地理環境は日本民族精神の形成に決定として作用する。これは日本人の深い生存危機意識、濃い集団意識、狭い民族意識と強い文化吸収性を作る。

『日本语言文化中的和』  郑宪信

第二次世界大戦後には、日本経済の驚異的な躍進から再びその成功を支える社会的基盤に対する関心が高まって、様々な日本人論が著されることになる。日本人を包括的に均一な集団としてとらえ、外国・異文化との比較を通してその独自性を論じるところを共通項とする論が多い。ベストセラーもいくつか出るほどの人気分野となっている。このような現象は日本を除いて世界にあまり類がない、という見方をする論者は、日本が「辺境」であるからと主張している。ただ、トルコ、韓国、マレーシアなど他の国でも自民族論は盛んである。よって日本人論が特殊であるという考えそのものが他国でも見られる自民族論の典型ともいえる。

 和の文化とは、一部の知識人が日本文化を説明するときに用いる用語、およびその用語を用いた日本文化に関するナラティブの一つである。「日本民族の文化の本質は、個性重視とする文化ではなく、集団の秩序と安寧、また礼儀と作法を重視した文化である。」といったものである。

日本では、個性や自由より秩序や安寧を重視する人々が、「日本人は和の文化を持っている民族であり、秩序や安寧を乱すような個性や自由は許されない」と主張し、集団の和を大切にすることがある。逆に集団主義を嫌う人々が、それを“遅れた日本民族の本質”とし、“進んだ欧米の個人主義”と対比させるという形で、この種の言動を唱えることもある。


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