译文:再就业与事业满意度—非正规劳动的意义
原文:再就職とキャリア満足度—非正規労働の意味
译文:现在在日本,结婚、育儿期后再就业工作方式的选择与社会方面的条件以及家人等周围其他人都息息相关,而且非常重要,如下所述。
原文:現在の日本で、結婚・育児期の後の再就職の働き方の選択を決定づける社会的条件及び家族等の周囲の他者との関わり方で重要なものとしては次のものが考えられる。
译文:首先,作为社会方面的条件就是对于就职的概念。在日本社会,不论男女,刚踏出校门的大学毕业生都想参与职业活动,这是最标准的发展道路,发展指导和职业介绍的系统性援助体制得到整合。另一方面,对于再就业女性而言,在结婚、育儿期之后再就业并不是最标准的发展道路,所以,并不需要带有期待性的支援体制。
原文:まず、社会的条件としては就職の概念である。日本社会では男女を問わず新規学卒者は職業活動に入ることが最も標準的な進路として期待され、進路指導や職業紹介のシステマティックな援助体制が整えられている。一方、再就職女性には結婚・育児期の後の再就職が最も標準的な進路として期待されているわけではなく、したがって、期待づく支援体制は用意されてはいない。
译文:第二,关于与周围其他人的关系,家庭中有男女工作分工的问题。育儿告一段落后即使本人意识到了,做妻子、母亲的女性仍然全盘管理着家务以及家人的生活,担任家庭责任的情况有很多。因此,一般而言,女性强烈意识到结婚育儿期之后,可以通过自身能力实现家庭工作两不误为求职条件进行再就业。
原文:次に、周囲の他者との関係については家庭における男女の役割分担の問題がある。子育てが一段落したと本人が意識していたとしても、妻であり、母である女性が依然として家事や家族の生活全般の管理という家庭責任を担っていることが多い。そのため、一般に女性結婚・育児期の後の再就職では家庭と仕事の両立を自らの力で実現できる働き方を求職条件として強く意識することになる。
译文:结婚、育儿后再就业者中有孩子的女性的初次再就业中,她们的求职条件是劳动时间和上班时间短,职场约束性低。在再就业时,与意愿不符的事,任用选拔时向招聘人员强调求职条件的内容,这些都可以在陪伴孩子成长过程中,印证工作方式的变化。职场低约束性等无法退让的条件的基本原因可以说是这样的,至今背负着的家庭责任,尤其是强烈希望不能影响照顾养育孩子的时间。还有,此愿望的背景是,母亲认为为了保持亲密的母子关系,想站在孩子的立场共同感受孩子的感情与心情。这种母亲的想法在意见调查中有很多例子可以确认。对于结婚、育儿后再就业者而言,初次再就业中劳动时间和上班时间并不是劳动条件,而是确保母子关系亲密性的条件。此条件在决定工作方式上比起工作的安定性和高工资更受到重视。一般来说,非正规劳动满足以上受重视条件的比正规劳动要多。因此,打零工等非正规劳动对于结婚育儿后再就业者来说难道不是一个实现再就业的一种有力的工作方式吗?
原文:結婚・育児等後の再就職者のうちの子がある者のはじめての再就職における求職条件は、労働時間や通勤時間の短さや職場への拘束性の低さであった。再就職に当たって気に違ったこと、採用選考の場で求人者に強調した求職条件の内容、子の成長に伴う働き方の変更の状況からそれが裏づけられる。職場への拘束性の低さ等を譲れない条件とする意思決定の基本要因は、それまで背負ってきている家庭運営責任の中で、とくに子の世話や養育のための時間が損なわれないことへの強い願望であったといえる。そして、その願望の背景には、母子関係の親密さの保持を子の立場に立って子の感情や気分を共感的に受容して行動するという母親の意識が存在することが、ヒアリング調査の中の複数のケースで確認された。結婚・育児等後の再就職者にとって初めての再就職では労働時間や通勤時間は、労働条件としてよりも母子関係の親密さを確保する条件としての意味があり、働き方の決定ではそれが雇用の安定性や賃金の高さよりも重視されると考えられる。一般に非正規労働はそれらの重視される条件を備えている場合が正規労働よりも多い。そのため、パートタイム等の非正規労働は結婚・育児等後の再就職者が再就職を実現させる有力な働き方として意味をもったといえるのではないであろうか。
译文:此外,从就业机会这方面来说,招聘者在表示出想要通过正规劳动任用时,求职者虽希望以非正规劳动被雇佣,但接受条件变更的前例也是有的。为了早日实现再就业,工作方式变为零工的成功案例也有。非正规劳动对于招聘者来说,是在雇佣时间以及任用数上非常易于调整任用计划的劳动力,但是对于结婚、育儿后再就业者来说,非正规劳动也是正式回归职业之前的临时性工作,可以作为职场体验、以供生存的工作方式。
原文:また、就職機会という面では、求人者が正規労働で採用しようとの意向を示した際に、求職者が非正規労働の働き方で採用されることを希望して条件変更を受け入れた例及び早期再就職の実現のために働き方をパートタイムに切り替えて成功した例がみられた。非正規労働は求人者にっとては雇用期間や採用数等で採用計画を調整しやすい性格の労働力であるが、結婚・育児等後の再就職者にとっては本格的な職業復帰までのつなぎや試みの職業体験として生かせる働き方としての意味を持つこともあるといえよう。
译文:可是,从与个人工作的关系看环境适应行动的过程就是工作经历。从本文的数据中可以看出,a.结婚、育儿后再就业者的工作经历满意度比其他人都高,b.初次再就业时,并没有因为非正规劳动而使满意度降低。这两个结果可以显示出:结婚、育儿后的再就业者在满足自身所重视的条件的过程中形成了自己的工作经历。初次再就业时,女性在确保与孩子在一起的时间这一基础上与工作进行整合,然后选择工作方式,因此,如果选择的结果满足了以上条件,我们能有理由地认为不仅是非正规劳动,无论是在家自营,还是正规劳动,都可以维持就职的满意度。
原文:ところで、個人の仕事との関わりから見た環境適応行動の経過は職業キャリアである。本稿のデータに見られたa.結婚・育児等後の再就職者の職業キャリア満足度がそれ以外の者よりも高い、b.はじめての再就職時に非正規労働であったことは満足度を低下させない、という二つのことは結婚・育児等後の再就職者の職業キャリア形成が自らの重視する条件を満たしつつ行われたことを示すものと思われる。はじめての再就職における働き方の選択は、当事者の女性が子と共通の生活空間で過ごす時間の確保という条件との整合性をみながら行われるので、選択の結果がその条件を満たすのであれば、非正規労働だけでなく、在宅での自営であれ、正規労働であれ、就職への満足度等維持されると考えることが妥当であろう。
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