有人指出年轻人失业这一现象不仅是因为经济萧条,因主动离职而失业的情况也非常多。《劳动白皮书》(2000)中指明虽然萧条期因为经济波动的主因使年轻人主动的离职减少,但希望转行的人增加的趋势反而很强。结果就使自发性的失业量依然停留在很高的水平。另外,日经连(2000)提出的职业观的缺乏化和“关于高中生的就业问题商讨会”(2001)上指出的职业观、劳动观不成熟的表现也指明了无业者和自由职业者增加的背景中包含了年轻人的职业观问题。
另一方面,跟父母一起住的年轻人的失业率高、依靠父母的安逸生活成为选择离职和成为自由职业者的背景、随意的职业意识在年轻人中正扩大。对此,高梨(1999) 敲响了警钟。山田(1999) 也同样指出了以有殷实的父母为背景而先推迟就业和离职的现象。寄生自由职业者这样的造词也出现了。
也有人指出在自由职业者中产生了新的劳动观。他们认为自由职业这一说法是对企业雇用的劳动形式的否定,是一种更自立的工作方式的萌芽(自由时间设计协会2002)。日本劳动研究机构(2001b)根据对东京的自由职业者的调查指出有近半数的人把打工作为现在最希望的工作方式。另一方面,3年后大部分人都希望转变为真正的正式公司职员或独立经营。据此显示出即使这些人想成为自由职业者也只是把这当作一时的经验。现实的自由职业者市场基本是低薪的低技能劳动,是否能评定为新型的劳动方式,应该要根据以后的发展来看。
另外,也出现了就业行动与有闭居倾向的年轻人间的关系等与年轻人自立方面相关的议论(工藤、他2001 ),也有人指出现在不仅仅是就业行动,在广大年轻人的社会自立、向正式公司职员过渡等方面也存在危机。
若年の失業が、不況下にもかかわらず自発的離職を原因とする場合が非常に多いことが指摘されている。『労働白書』(2000)では、不況期には景気循環的要因が若年者に対しても自発的離職を減らす方向に働いているものの、趨勢的な転職希望者の増加傾向のほうが強く、結果として自発的失業が高い水準にとどまっていると説明した。また、日経連(2000)では職業観の希薄化、「高校生の就職問題に関する検討会議」(2001)では職業観・労働観の未成熟という表現で、若者の職業観の問題が無業者やフリーターの増加の背景にあることを指摘している。
一方、高梨(1999) は、親と同居している若者で失業率が高いことから、親がかりの安易さが若者の離職やフリーター選択の背景にあり、安易な職業意識が若者に広がっているのではないかと警鐘を鳴らしている。豊かな親の存在を背景にした就職の先延ばしや離職を指摘するのは山田(1999) も同様であり、パタサイト・フリーターという造語も登場した。
フリーターの中に新しい労働観を指摘する議論もある。企業に雇用される労働形態を拒否し、より自立的な働き方への萌芽であるという見方である(自由時間デザイン協会 2002)。日本労働研究機構(2001b)では、東京のフリーターの調査から、アルバイトを現在最も望ましい働き方と捉えている者が半数近いことを指摘しているが、一方、3年後にはほとんどの者が正社員か自営に移ることを希望しており、フリ―ターを望ましいと捉えている者にしろ一時的経験としてしか評価していないことを示した。現実のフリーター市場は低賃金の低技能労働がほとんどで、新しい働き方として評価できるか否かは今後の展開によるのではないか。
このほか、引きこもり傾向の若者との関係など若者の自立との関係からの議論も出てきており(工藤、他2001 )就業行動に限らず、広く若者の社会的自立、一人前になるプロセスの危機として現状を捉える議論もある。