毕业生无业者的增加使对无业者毕业后向正式公司职员过渡、早期经验形成方面的问题变得被高度关心。高中毕业时应届毕业生不能被统一录用,此外,日本劳动研究机构(1996)首先注意了到作为无业和非正式受雇者的社会转型及之后的早期经验方面的问题。依据从1998年起6年间以高中毕业生为典型对象的调查,关注毕业时就业延迟的受雇者和有非正式受雇经验的人,指出了其从学校向职场过渡时与典型情况的偏离在一定程度上扩大了。此外,这些问题也使职业能力的形成延迟了。再有,“关于高中生就业问题的讨论会”以毕业时无业的高中毕业3年的人为对象进行调查,发现了毕业第3年约4成的人从事固定职业的事实。另外,日本劳动研究机构(2001a)根据以大学毕业4年的人为对象的调查,明确了毕业时无业和非正式就业的人在4年中男性约6成女性约5成作为正式公司职员就业的实际情况。
日本劳动研究机构(2001b)也在关注自由职业者的经验,研究其由学校向职场过渡的过程。在以居住在东京的18~29岁的年轻人为对象的抽样调查中,发现有自由职业者经历的人占有就业经历人数的3分之1,这一比例比以往有所增加,以此分析了从自由职业者向正式公司职员过渡的过程、状态、及存在的问题。
学卒無業者の増加は、無業で卒業した後の正社員等への移行、初期キャリア形成の問題への関心を高めている。高校卒業時に新規学卒で一括採用されず、その枠外で、無業や非正規雇用者として社会に移行した者のその後のキャリアに最初に注目したのは日本労働研究機構(1996)である。1988年に高校を卒業した者に対する6年にわたるパネル調査から、学卒時に就職せず遅れて雇用された者や非正規雇用経験者に注目し、学校から職業への移行の典型モデルからの逸脱が一定程度広がり、また、その問題として職業能力形成の遅れがあることを指摘した。さらに、「高校生の就職問題に関する検討会議」(2001)は、卒業時無業であった高卒3年目の者を対象に調査を行い、卒業3年目には約4割が定職に就いている事実を発見し、また、日本労働研究機構(2001a)では、大卒4年目の者を対象にした調査から、卒業時無業や非正規就業であった者が4年目には男性では約6割、女性では約5割が正社員として就業している実態を明らかにしている。
この学校から職業への移行のプロセスを「フリーター経験」に注目して取り上げたのが日本労働研究機構(2001b)である。東京都在住の18~29歳の若者を母集団とした標本抽出調査で、フリーター経験者が就業経験者の3分の1を占めるという経験の広がりとともに、フリーター後の正社員へ移行するまでのプロセスを描き、その実態と問題点を分析した。