⒈课题研究意义及国内外研究现状
情報化社会が発達している今、コミュニーケーションも多様化になっている。しかしながら、もともと人とのつながりを深めることを目的とするコミュニーケーションは、だんだんその効果も覚束なくなっていく。それは、人は常にインタネットの住民として、仮想世界に入り込み、人とのコミュニーケーションを取らないでいるからというらしい。そんな中、「オタク」という「新人種」が生まれた。今まで散々「オタク=犯罪者」や「根暗+内気+口下手」、「時代に取り残された社会の不適合者」などといろんなレッテルを貼られた「オタク」は、否応なく多少そういうイメージを感じさせられるだろうが、果たしてどうなんだろう。本当に世間様の曰くごとく、「オタク」は「コミュニーケーションを取れないただの現実逃避者」なのか。本当に「社会に適合できない」なのか。この疑問が、この論文を書くきっかけとなった。本文では、「オタク」の「生態」、例えば実際行動のパターンや習性を分析することを介して、「オタク」という者を皆に分かっていただき、更に「オタク」は社会における適合性についても検討する寸法である。
宮崎勤事件をきっかけに、「オタク」が世間を騒がせてから、「オタク」に関する研究は次から次へと後を絶えない。それも、ただ単なる「オタク文化」の状況概論のためだけに論ずる類ではなく、教育問題や精神病理として取り上げられたものもあれば、「オタク」を肯定的に捉えるものもある。もはや、「オタク」をマイナス的に片付けていいレベルの現象ではなくなったとも言えよう。本論は宗教の視点からオタク文化を論じるつもりである。今回の論文において、手に入れた諸資料を以て、私の個人的経験も兼ねて、自分なりの意見を出す予定である。
⒉课题研究的主要内容、预期目标和研究方案
物事を知るにはそれを形成したコンテキストを意識しなければならない。本論では、まず「オタク」という語の由来や定義を紹介する。これまで「オタク」の定義について適切な説として定着しているものはないが、「オタク」を論じる以上、あんまり曖昧にしては望ましくないだろう。そこで、各資料を踏まえて本論には、「オタク」の定義を出すつもりである。
それから、「オタク」の生態をいろんな方面から論じる。例えば、趣味のカテゴリーや「萌え」、「オタク」の宗教性、「オタク的」コミュニーケーション等々の視点から、個人的な経験も含めて、「オタク」の生態がどんな模様なのかを明らかにし、自分の中でも朦朧とした「オタク」とは一体何かということについて理解を深める傍らに、更にどうしてこうなるのかとできるだけ原因も探求したいとの所存である。
「オタク」が生まれたのは時代の流れとも言えよう。引きこもりはどの時代においても存在するが、その引きこもりが現代における姿として現れるのは「オタク」というものである。存在するからにはそれなりの理がある。最後は結論ともなるがそれだけでなく、「オタク」は今現在社会においてどんな重要な役を演じているのか、それからどんな役割を果たそうとしているのか、とその可能性と将来性――この弱肉強食の世に淘汰される羽目になるかどうかということを検討する按配である。
3.参考文献
[1] 岡田斗司夫 『オタク学入門』 新潮社 2008
[2] 森永卓郎 岡田斗司夫 『オタクに未来はあるのか!?―「巨大循環経済」の住人たちへ』 PHP研究所 2008
[3] 野村総合研究所オタク市場予測チーム 『オタク市場の研究』東洋経済新報社 2005
[4] 岡田斗司夫 『オタクはすでに死んでいる』新潮社 2008
[5] ヒロヤス・カイ 『オタクの考察』 シーアンドアール研究所 2008
[6] オタク文化研究会 『オタク用語の基礎知識』マガジンファイブ 2006
[7] 榎本秋 『オタクのことが面白いほどわかる本』中経出版 2009
[8] 吉本たいまつ 『おたくの起源』エヌティティ出版 2009
[9] 唐沢俊一 岡田斗司夫『オタク論』創出版 2007
[10] 東浩紀『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』講談社 2001
[11] 東浩紀 大塚英志 『リアルのゆくえ──おたく オタクはどう生きるか』講談社 2008
[12] USA雑誌 『Otaku USA 2012』 Sovereign/Homestead Publishing; Bimonthly版 2012
[13] 汪靖 顾晓晨 『"御宅族"现象——新一代媒介依存症』当代传播 2008
王云紅 王树義 『从交际角度看日本"御宅族"文化现象』河北師范大学学报 2009